事例・トピックス~育成の森~

テーマ別・課題別研修2015/07/27

【研修だより】1枚書くだけで、「伝わらない、認められない、選ばれない」をカイゼンする!

「1枚」情報整理力・伝達力向上研修

研修設計にあたって

1.頭のゴチャゴチャを整理する 2.自分なりの意見をまとめる 3.分かり易く相手に伝える ことが苦手で、自分のことや自分の考えが周囲に伝わらず、認められず、選ばれず、不本意な思いをしているビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。

所謂仕事ができる人には、共通して3つの力が備わっています。
1.考えるベースとなる「情報を整理する」力
2.自分なりの「考えをまとめる」力
3.まとめた内容を相手に「伝える」力

この研修では、主体的に職場の問題解決に取り組むことを期待される中堅・中核社員の方々が、職場で上司に問題解決の提案をし、説得し、周囲に働きかけ、協力を得て業務を改善・推進していくことができるようになるために、上記3つの力を高めることを目指しました。

この研修最大の特徴は、何と言っても、とにかく「紙1枚」に書いてまとめる【1枚フレームワーク】を活用する点です。【1枚フレームワーク】とは、トヨタで勤務していた講師がトヨタで学んだ「1枚にまとめる」仕事術の本質について、「1回・3分・1枚書くだけ」で「誰でも実践」できるようにしたビジネススキルです。

「仕事ができる人=伝わり、選ばれる人」たちの思考回路を、「紙1枚に書いてみる」というシンプルな動作のみで身につけることができますので、今伸び悩んでもがいている人達が壁を突破する力と自信をつけるきっかけとなります。

研修のねらい

1.紙1枚に書くことで、「頭の中身を整理する力、自分の意見をまとめる力、分かり易く相手に伝える力」の向上を図る
2.1枚仕事術を周囲への報告・連絡・相談・提案の場面に活用する

研修のメリット

・頭のゴチャゴチャを綺麗に整理することができるようになる
・何をどう伝えるのか、自分の考えを素早くまとめることができるようになる
・相手に伝わる話し方ができるようになる
・失敗しながら、より効果的な仕事のしかた、コミュニケーションの取りかたを学ぶことができる
・研修の中で何十回ものトレーニングを行うことで、「動作」が身につき、無理なく職場でも行動化・習慣化することができる

参加者の声 -VOICE-

1枚フレームワークを使ってみることで、こんなにも自分の思考が整理でき、スムーズに話すことができるのかと驚きました。自分のためにもなり、一緒に仕事をする相手のためにもなる内容だと思います。

自分の考えかた、仕事のしかたはこり固まっていたんだなぁと実感しました。PCを使って情報を管理したつもりになり、いざ話すという時は考えがまとまっておらずボロボロでした。やり方を変えてみたいと思います。ありがとうございました。

研修といえばよくわからない難しいことを勉強するというイメージでしたが、楽しみながら参加することができました。講師の方が仰るように、「わかる」だけでなく「できる」ようになったと思います。

プログラムの流れ

【STEP1】なぜ伝達力なのか?仕事ができるとは?
「仕事=周囲に働きかける」である以上、伝達力は必須の能力であるということを認識する
・「情報整理」「伝達」の観点で、日々仕事をしていて困っていることを明確化し、一人ひとりの研修目的を定めます。
・先ず「仕事のできる人=整理力・思考力・伝達力の3つの実践」ということを認識します。
・そして、「空・雨・傘」という類似の定義を解説し、「地図を用いた道案内」のワークを通して、上記の定義の理解を深めるとともに、「紙に書き出す」「書いた紙を見せて話す」手法が有効であることを体感します。

【STEP2】「1枚」フレームワーク ~エクセル1『情報整理力』~
考えるベースとなる、情報を整理する力、自分の考えをまとめる力を身につける
・1枚フレームワークの一つ「エクセル1」の使い方を学び、自己紹介や仕事の優先順位づけ等に使用し、習得を促します。
…先ずは頭の中にあるキーワードをできるだけ多く書き出す→必要なキーワードをペンを使って繋ぎ、話す順番や物事の優先順位をつけていく→書き出した紙を自分で見ながら、相手にも見せながら、指差ししながら説明する
・考える前に、情報を整理(言語化する)ことの重要性に気づいて頂きます。
・頭で考えるよりも、伝えられる情報量が増え、なお且つ分かり易いという効果を体感して頂きます。

【STEP3】「1枚」フレームワーク ~ロジック3『情報伝達力』~
自分の考えをまとめる力に磨きをかけ、相手に分かり易く伝える力を身につける
・1枚フレームワークの一つ「ロジック3」の使い方を学び、自身の業務内容の説明や、上司への意見具申など、様々なテーマを用いて実際に使用し、習得を促します。
…テーマに対して、1フレーズ(一言で言うと)を書き出す→3つの問いかけに対して、キーワードを書き出す
(What:どんな?Why:なぜ?How:どうやって?)→書き出した紙を用いて、指差ししながら説明する
・膨大な情報をくくって話せることにより、相手も受け取り易くなるということを体感して頂きます。また、相手にとっての「分かり易い」は様々であるということと、話を支える根拠の種類も3種用意しておくと効果的ということを理解します。
・職場に帰って行う研修報告を、1枚フレームワークを使って作成し、メンバー同士発表し合い、最後の落とし込みとします。

完全オーダーメイドの
研修をご提案します。

全国対応まずはお気軽にお問い合わせください

PAGE TOP