【研修だより】輝く（お客様の）笑顔、輝く私、輝く会社を実現していく推進者への成長

女性社員対象研修

研修設計にあたって

　組織の更なる発展、成長に向けて大きな影響力を持ち、その鍵を握っている『働く女性』を対象にした研修です。

　女性がイキイキと輝く自分でいることを可能にするためには、「職場環境づくり（働きやすさ）」と「自分づくり（働きがい）」の両面が必要であると考えます。本研修では、女性がイキイキと働ける環境が整うのを待つのではなく、今の環境下で「一歩踏み出す勇気を後押しすること」そして「歩き始めた一歩を継続していく力をつけてもらう」場と仕掛けを提供するプログラムとして構築しました。

　ホップステップジャンプの前に、グーッとかがみこんでバネを効かせられるように、基礎づくり（ストレッチ）を行い、「私⇒職場⇒お客様」へと視点を移しながら、現状の課題を見出し、解決策を検討していきます。

研修のねらい

「私」と「会社」の成長　～輝く（お客様の）笑顔、輝く私、輝く会社を実現していく推進者へ～

１．自分発信で主体的に未来を切り拓く意欲を引き出し、これから取り組む職場改善・新たな取り組みへの内発的動機を高める
２．「私」と「職場」の変化・成長を目指し、「職場改善」や「新サービス・商品の提案」に取り組む
３．改善提案に取り組むことを通して、自分らしいリーダーシップを身につける

参加者の声 -VOICE-

■自分が動くことだけではなく、人を見て、意見を聞くこと、まとめること、その意見を発信していくこと、そして周りを巻き込むことの大切さを学びました。

■自分を振り返るよい機会とよい手段を教えていただきました。社員として、一人の人間として、これから生活していく中で、もっと相手を思いやる行動をとりたいです。

■女性だけで何かに取り組む、研修を受けるという機会が無かったので、その貴重な経験が出来たことが本当に良かったです。それぞれの場所で女性が活躍していることが分かり、勇気をもらったし私ももっと頑張っていこうという気持ちになりました。

■目標設定とそれを達成するための方法やコミュニケーション、自分のモチベーションアップに役立つ方法を学べたので、是非実践したいです。

■この研修を受けていなかったら、言わなかったな、という意見や提案を職場でいくつか出すことができました。

■上司がとても熱心に発表・内容などの相談にものってくれ、本当に励みになりました。上司の支援は不可欠だと思います。上司と向き合い、話し合いが続けていければと思います。

プログラムの流れ

【ＳＴＥＰ１】＜基礎固め（ストレッチ）＞　キャリア開発
　「私」と「会社」の変化・成長を目指し、「自己成長」「職場改善」の目指したい姿を明確にし、取り組み計画を立てます。当事者意識を立ち上げるとともに、課題について何をどのようにするかを討議し、発表することで自身の成長・職場改善に取り組むことへのモチベーションを高めます。

【ＳＴＥＰ２】＜ホップ！＞　お客様満足の向上
　職場内から視野を広げ、今度は、利用者目線、お客様目線でサービスの良し悪しについて考察します。
　「自分がお客様だったら当たり前だと思うこと」について意見を出し、「当たり前」がＣＳのスタート地点であり、ホスピタリティマインドが大切であることを認識します。
　お客様の立場から、自社の取り組みと現状の課題に目を向け、自らお客様のために何をするのか行動計画を立てます。

【ＳＴＥＰ３】＜ステップ！＞　リーダーシップの強化・セルフマネジメント
　ＳＴＥＰ１やＳＴＥＰ２で掲げた課題の進捗を確認しながら、それらを推進していくには、より周囲を巻き込むリーダーシップ（主体性の発揮）が必要であることを認識します。
　周囲を動かすリーダーシップについて理解を深め、自身の課題をより明確にし、自律的な行動を引き出し協働体制を築くための「巻き込み力」について、具体的に学んでいきます。同時に、ＳＴＥＰ４での成果発表に向けた提言プレゼンテーションの準備に取り組みます。

【ＳＴＥＰ４】＜ジャンプ！＞　成果の確認と今後に向けての新たな目標設定
　いよいよ最終回は成果発表です。個人では「職場での問題解決や実績アップ等、取り組みの成果」、チームでは「お客様のための新サービス企画の提案」を行ない、約半年間の活動の成果を発表します。それに対する会社幹部や上長の方々からのあたたかいコメントもあり、最後は、決めたことをやりきり、成果を出したことの達成感で、溌剌とした笑顔が多く見られます。この自信が、次の目標に向けてまた新たな一歩を踏み出すジャンプ台となります。

＊研修で同じチームになったメンバーと「サポートチーム」を組み、掲げた課題達成に向けてサポートし合ったり、自主的に互いの職場見学や懇親会を開いています。
＊各ステップでの学びや職場実践活動を一冊のノートにまとめていくことで、頑張りと努力の軌跡をしっかりと残していきます。また、毎回上司からのエールをもらう欄を設け、縦のサポートを仕組み化しています。