事例・トピックス~育成の森~

テーマ別・課題別研修2022/06/14

【事例紹介】女性を部下にもつ管理職の研修 ~無意識のバイアスにとらわれず、一人ひとりが働きがいのある職場づくりを目指す~

女性を部下にもつ管理職の研修【オンライン開催】

研修の背景・ねらい

<企画の背景>
ダイバーシティや女性活躍の重要性については認識されつつあるものの、実際の取り組みは十分とはいえない状況です。特にこの企業様では、性別での役割分担意識が根強くありました。この研修は、管理職の皆さんが、多様性への理解をより深め、部下一人ひとりの「成長したい・頼りにされたい・活躍したい」といった思いを支援するための柔軟な思考と対応のポイントを学ぶ場として企画されました。今回のプログラムは、長く活躍できる女性社員の育成に向け、性別にまつわる様々な思い込みに気づき、管理職としての意識と行動変容を促すことを目的としています。

*この研修の前に、女性社員に向けてのワークショップを開催しており、そこで出ていた率直な声を紹介するなど、両プログラムを連動させて実施しています。
【関連事例】女性社員研修 ~やりがいを感じる「自分」&「職場」づくり~ (リンクが開きます)

<プログラムのねらい>
■やりがいを感じる「自分」&「職場」づくり
1.女性活躍を進めることの意義を共有する
2.女性社員の育成を進めるうえでの、自身の課題を明確にする
3.ライフステージが変化しても個人のキャリアをつなぐことができるように、キャリア形成支援のポイントを学び、育成力を強化する

プログラム

■社内講話
・ダイバーシティ、女性活躍に関する会社の現状と今後
・管理職の皆さんへの期待

■女性活躍推進の必要性
・女性の育成は自社にとってどんな意味を持つのか
・組織と個人の関係「エンゲージメント」

■女性活躍推進の課題
・各部署の女性社員の育成状況 ~事前課題の共有~
・ワーキングマザーの抱える課題
・キャリアをつなぐための取り組み

■女性のキャリア形成支援
・公平な業務分担の必要性
・無意識の偏見 アンコンシャスバイアスの影響
・事例検討
・女性社員に対する面談のポイント

研修前後の仕掛け

■研修前
・本人事前課題:部下の女性社員に期待していること、育成するにあたって上手くいっていること・いないこと、困っていること等

■研修後
・本人事後課題:アクションプランの作成、レポート提出
・人事:本人や周囲へのヒアリング

参加者の声 -VOICE-

実際に起きているケースで考えることができたため、切に自分の身近に発生する内容だと感じ、自分事としてとらえることができた。同時に、自身があまり配慮できていない(バイアスがある)ことがわかった。

今回の研修で、アンコンシャスバイアスがもたらす悪循環のことを知り、まさに、業務配分の偏りがあり、積極的に業務の経験をさせていなかったと反省しています。今後の育成の参考にさせていただこうと思います。

「女性や多様性を大事にしないとゆっくり会社は衰退する」という言葉が特に印象的だった。

女性特有のマミートラックに対する課題や取り組みがとても参考になった。女性だからと言って特別な対応をすることが本人の意思・意欲に合わない場合、お互いに不利益となってしまうので、やはりよくコミュニケーションをとる(特に話をよく聴く)ことの重要性を実感した。

昭和から男社会を駆け抜けてきた私にとって、とても気付きの多い時間でした。私のような人間が自分のマネジメントを省みるのと同時に、全社で環境整備を進める必要があることも痛感しました。

マミートラックという言葉を初めて聞いた。「働きやすい職場」ばかりを気にしていましたが、「働きがいのある職場」づくりが最も大切だと気づきました。

心の奥底のアンコンシャスバイアスを意識しつつ、決めつけることなくフラットな気持ちで一人ひとりの部下と接しようと思いました。

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