事例・トピックス~育成の森~

新入社員研修2012/10/01

【研修だより】社会人としての基礎力を身につけ、自信を持って自ら前に踏み出す姿勢を養う

新入社員研修 基礎編 STEP1

研修設計にあたって

 社員研修は様々な目的のもと実施されますが、新入社員研修は特に重要なものであると考えています。企業にとって、新入社員は新たに植えて芽生えた苗のようなものです。今後この芽がどのように育つかは、スタートの段階で愛情と熱意を注ぎ、期待を伝えていくかによって、その後の成長度や方向性に大きく影響します。自然に育ててもいいのですが、真っ直ぐに伸びるとはかぎりません。その芽を丈夫で真っ直ぐに育てたいという思いがあるのであれば、やはりいちばん大事な根もとの部分から明確な目的を持って育てなくてはなりません。
 日本ODコンサルタンツの新入社員研修では、自分たちで気づき・考え・学びとっていくことを大切にしながら、この”根もと”である”組織人としての基礎”を徹底的に身につけてもらいます。プログラム構成は、ある意味オーソドックスな内容ではありますが、それだけ基礎力というのは普遍的なものであり、必要不可欠なものだと考えています。現場に配属されてからの専門的スキルや知識ももちろん重要ですが、いくら専門性があってもそれを活かすための基礎力がなければ元も子もありません。
 研修の中で、 “一つひとつの仕事への目的や意義を持って取り組む姿勢”、”失敗を恐れずチャレンジする姿勢”を養っていきます。

研修のねらい

<基礎編>社会人として必要な心構えを学び、仕事をしていく上で必要な基本行動・スキルを身につける
1.社会人としての自律性と自発性を身につける
2.ビジネスマナーと職場におけるコミュニケーションの基本を学ぶ
3.仕事の進め方の原理原則と役割行動を理解する

参加者の声 -VOICE-

今後仕事をしていく上で、必ず必要となる言葉遣いや電話対応、名刺交換、訪問/来客のマナーについて細かい動作の一つひとつまで指摘していただいた。また、グループワークの大切さや難しさを学ぶことができた。

社会人としての基本となるマナーや挨拶、言葉使いを学びました。自分が今まで正しいと思っていた敬語が間違っていたり、実際に自分の挨拶をビデオで見て、第一印象の大切さを気づかされました。講師の方が第一印象で感じたことを後で変えることは難しいと仰っていましたが、本当にその通りだと思います。これから、社外だけでなく、社内の多くの人々と新しい出会いがあるので、今回気づかされたことを忘れずに活かしていきたいと思います。

タワー作りのセッションでは、顧客の要望を聞きだすことに苦労した。また、仲間とのコミュニケーションを上手くとらないと意識のズレが生じて、短い時間内でジョブを完遂できないことがわかった。ビジネスにおけるコミュニケーションの大事さを感じた。

研修が始まる前はマナーや敬語ばかり学ぶと思っていましたが、そうではなくグループで話し合ったりリーダーになったり貴重な体験をすることができた。もう少し普段から相手を意識して思いを込めて挨拶や返事をしていかなければならないと思った。

社会人としての最低限のマナーやルール、仕事を効率よく進めていく為の方法や、環境作り、コミュニケーションの大切さや、その方法など、仕事をしていく上で大切なことを、無数に学べたから。同期と仲良くなることはもちろん、結束を固める機会となり、共にがんばっていこうという気になれた。

プログラムの流れ

【STEP1】学生から社会人への意識と行動改革
・学生と社会人に求められることの違いを考え、社会人として必要な心構え、行動、スキルを理解します。主体的に動いて周囲から信頼される社会人を目指す第一歩として、しっかりマインドセットします。

【STEP2】自分+相手のためのビジネスマナー
・相手を慮る気持ちを大切にすることや、仕事において信頼されるための基本動作として印象管理やマナーの重要性を捉えることからスタートします。電話応対、名刺交換、来客対応・訪問等、ビジネスの現場をイメージしながら基本的な動作を学んだ後、イレギュラー対応が必要な場面を想定してグループごとにショートストーリーを作ってロールプレイングを実施、互いにフィードバックします。

【STEP3】職場における立場・役割とビジネスコミュニケーション
・口頭でのコミュニケーションが制限された状況下で、与えられた課題を達成する演習を行い、指示待ちの状態でチームや仕事への参画が円滑に進まないことを体験します。自ら発信していく双方向のコミュニケーションを意図的にとる必要性にも着目させます。演習の振り返りの中で、相手の立場に立ったホウレンソウ、指示の受け方を学びます。
・相手の立場に立つことの大切さを、より体感してもらうためのワークも実施します。

【STEP4】仕事の基本姿勢と効果的な進め方
・企業活動に求められる収益を獲得するためのチーム活動を体験学習します。実習後の振り返りでは、事前に行った「収益を上げるためにチームに求められる意識」についてのグループ討議に照らして、実習中それらが実行に移せたかを検証し、役割分担、マネジメントサイクル、顧客意識・目標意識・コスト意識・時間意識の重要性について理解を促します。

★オプション案【共育サポーター(OJT指導員)との合同セッション】
指導員と新入社員とのリレーション形成を目的とした合同セッションでは、価値観理解のワークやコミュニケーションスタイルの診断等を行い、職場配属後に繋がる相互理解を目指します。

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