若手社員研修2018/07/02
【研修だより】「どうしましょう族(指示待ち、現状維持スタイル)」から「こうしましょう族(能動的・変革スタイル)」への変化・成長!
若手社員向け 問題解決研修
研修設計にあたって
◎疑問に思っていたことが次第に当たり前に変わっていく・・・『職場・人の問題意識の低下』に要注意!
入社した当初は、誰しも組織や職場の「常識」に疑問を感じ、その疑問を率直に周囲に伝えたり確認していたのではないでしょうか。しかしながら、経験の浅さから明快な改善策を打ち出すことができずに受け入れてもらえなかったり、「そんなことはいいからまずは言われたことを言われた通りにやれるようになれ!」と言われてしまった…そんな経験もあったかもしれません。やがて職場や仕事に慣れてくると、その感度や意識は次第に薄れ、「これでいいのか?」と感じていたことがいつしか「当たり前のこと。そうするものだから」になっていきます。
しかし、これでは「問題に気づく」「問題にする」「より高みを目指す」ための感度が鈍り、誰も改善提案の声を上げない現状維持の職場・組織になってしまいます。また、人の成長にも同じことが言え、問題意識の低い人はやり方を改善せずにいつまでも同じことをしてしまい、成長が止まりがちです。
◎健全な危機意識を持とう!
変化・成長を続け、環境に適応している組織や人は、常に強い危機感(高い目標)を持っています。そして、それをなし得るための武器を磨いています。自身や組織の暗黙の常識を疑い、仕事の仕方を見直してみる…そんなスタンスを、仕事や職場に慣れはじめた若手社員のうちに整えておくことをお勧めします。
研修のねらい
「どうしましょう族(指示待ち、現状維持スタイル)」から
「こうしましょう族(能動的・変革スタイル)」への変化・成長!
~今に満足せず、より高い成果創出を目指して主体的に改善し続ける!~
1.自身への期待値の変化、健全な危機意識を持つことの重要性を認識する
2.実効性の高いフレームワークを用いて課題設定、問題解決の方法を学ぶ
3.問題解決・業務改善の実現に向け、周囲を巻き込む力を高める
研修のポイント
1.問題解決の基本フレームを繰り返し徹底的に使い、問題解決の流れと勘所を掴む。
⇒職場に戻った後も同じフレームを使って実践し易い。小さな改善、解決でも良いので、とにかく沢山打席に立ってバットを振り続けることで力がつく。
2.「目標」「現状」「問題」「原因」「課題」「解決策」など、人によってバラバラになりがちな言葉の定義を明確にする。
⇒共通認識を持つことで、職場でも問題解決の思考、話し合いがし易くなる。
3.職場で問題解決の提言をし、実行に移すための巻き込み力まで高める。
⇒問題解決を検討で終わらせず、実行段階までもっていくことで、できる感、更なるやるぞ感を得られる。
参加者の声 -VOICE-
■問題解決の一通りの流れを楽しく学習することができた。考える力がついたと思う。
■繰り返しワークに取り組んだので、問題解決の取り組み方に慣れることができた。 職場でもやってみようと思う。
■今までいかに目標や現状をあいまいに捉えていたのか、思い知らされた。もっと具体化しなければ。
■一度改善案を提案してダメ出しされると、もう怖くて提案できない自分がいた。諦めないでバットを振り続けようと思う。
プログラムの流れ
【1.課題設定・解決力の必要性】
☆事前課題 職場の問題を複数挙げてくる
■私たちに期待されていることは何かについて改めて共有し、課題設定・問題解決力の必要性について理解を深めます。
■課題設定・解決の基本構造が、目標、現状、問題、原因、課題、解決策からなることを学ぶとともに、優れた課題設定・問題解決の特徴について、演習を通じて学びます。
【2.優れた解決者になるためには?】
■課題設定・解決の基本構造を用いて、演習をします。
■演習を通じて、優れた解決者になるためにはたくさん素振りをすること、打席に立つこと、つまり、実際に多くの提案を行うことが重要であることを共有します。
【3.私たちに求められている課題設定・解決力】
■経験年数の少ない私たちが実際のビジネスシーンで解決力を発揮するためには、周囲を巻き込むことが不可欠だということを共有し、改めて課題設定・解決力について「説得」、「実行」も含めたものであると定義していきます。
■同じ事実に対してでも、立場やものの見方によって課題認識が異なることを学習します。
■これまでに学んできたことを踏まえ、どうすれば自分たちの提案が上司に採択されるのかを掘り下げて考え、提案(説得)が通らないのはどこに原因があるのか?幅広い観点から考える習慣をつけます。
【4.今後に向けて】
■課題設定・問題解決における自身の改善ポイントを整理し、職場の問題について再考します
■今後の改善テーマを検討し、職場実践へ導きます。
☆事後課題 最高した改善テーマについて上司に提案する
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