事例・トピックス~育成の森~

中堅社員・リーダー層研修2013/07/01

【研修だより】職場(チーム)を活性化するため”職場のリーダーとして自分ができること”に気付き、具体的な行動につなげるための考え方や手法を習得し、日々の職場で実践する!

既任管理者向け研修

研修設計にあたって

『働きやすさ』と『働きがい・やりがい』って同じ?!違う?!
 本研修は職場ヒアリングや社員意識調査等の結果から、働きやすさという点では高い傾向が見られた一方、働きがい・やりがいがあるかという点については低い傾向が見られたことから『管理者の現状』および『職場の現状』から職場(チーム)の活性化の中核(リーダー)である既任管理者を育成する機会の必要性を感じられていたため、その実現に向けて『職場(チーム)を活性化するため”職場のリーダーができること”に気付き、具体的な行動につなげるための考え方や手法を習得し、職場で実践する』を目的としてプログラムを構築し、チーム活性化力向上を目指した研修を設計しました。

・チーム運営のあり方・方向性が見つかる
⇒「リーダーの役割にやりがいを感じ楽しみながら取り組むことが、”自らの成長””チームの成長”につながり、成果を上げ続ける”チームづくり(運営)”への最短距離である」ことを学ぶ

・現場の課題を解決するプロセスを実際の職場で活かす
⇒困難な課題を”チーム力”で解決するためのヒントを体得する

研修のねらい

成果を上げ続ける=「今日の感動!!」を「明日のあたり前」に変えるチームづくりをめざす
1.自律自発型人材への成長を目指す
2.ホスピタリティ・マインドをベースとしたチーム運営のあり方・方向性を見つける
3.実際の職場で活かせる課題を解決するプロセスを習得する

参加者の声 -VOICE-

自分の制限を見直し、ホスピタリティを維持継続するためには、自己の価値観を改めて見直し確かなものとすることに、原点があると気づかされました。言葉の意味を考え、改めて理解する事ができました。 自分に足りないものが少し見えてきたように思います。まず、自己を考えていくことがチームを活性化していく事につながるという意識で、自分の習慣を見直してみたいです。

今まで受講した研修はテクニック面を重視したものが多く、担当者業務へ適さない部分が多少あったが、今回のものは日々の業務に非常に役立つと感じました。 幹部の方もこのような研修を受ける機会はあるのでしょうか。

目的を達成するため「考え方→行動→結果」の意識を持ち、リーダー自ら変わる事が重要と感じた。また、ホスピタリティ・ マインドについては根気良く続ける事、FS→ES→CSで展開が大切と感じました。

変わる事による影響度合い・効果が理解できた。ビデオ等、生の事象は有効的でした。 “分かったつもり”になっている事が沢山ある事がわかりました。行動と変化につながらなければ意味がないんですね…。

・チームメンバー各自が活発的に発言し、お互いを理解しあう事が出来て、充実した研修でした。

プログラムの流れ

■1日目 リーダーの成長と変化
◆リーダーである自分自身について知るところからはじめます。そして、自分の想いをカタチにし、その想いを伝え実現することの重要性に気づきを深め、具体的な自己変革計画を立てていきます。

【STEP1】今の自分を知る
・チームの活性化とリーダーシップについて理解を図ります。
・チーム活性化への効果的なステップとは?

まずチームに大きな影響力を持つ、リーダが”自ら変わる”ことからスタート
リーダーが変わる→メンバーが変わる→チームが変わる

【STEP2】人間の習慣と考え方の関係
・自分を知ることの大切さに気づき、それが変わることがスタートであることに気づきます。
・人がどういう時に変わることができるのかを理解します。

【STEP3】自分の想いをカタチにする
・チーム成果最大化に向けてリーダーシップを発揮するために、チーム活動の意義に信念を持つ。
そのために、自分を経営者として見立て、課(チーム)を一つの会社としてどの様に導いていきたいか、ビジョン、バリュー、ミッションを明確にします(事前課題シートを利用)。
・現状の人・金・物・情報・時間の使い方で利益は出ているか再検討します。
・「言葉」「文章」で表現することで実現するアファーメーションの力を知ります。

【STEP4】ワタシの想いを伝える
・自分の想いをメンバーに誤解なく伝え、納得感を伴ってその意義を共有する必要性とその為のコミュニケーションのポイントをペア実習から学びます
・複雑な図形を相手に見せずに伝達し、話す立場と聴く立場の役割を体験し、より良い交流をするためには何が大切かを知ります。
・モチベーションの意味・種類を理解します。
・モチベーションが持続する構造を理解し、自分の行動がメンバーのモチベーションにどの様な影響を与えているのか知ります。

【ワタシの想いを実行する】~職場実践に向けて~
・今後自分が管理職として、どの様に行動していくのか個人目標とグループ目標を立てます。
・グループメンバー同士がサポートチームとして機能し、グループの共通目標を達成することを確認し合います。

■2日目 チームの変化・成長
【1日目の振り返り】
・1日目をふりかえる、特にチーム活動におけるマネジメントの要素について再確認します。
・職場実践に向けて、終日サポートチームで活動を行ないます。
・今日1日のチームのゴール、自分ゴールを設定し研修への参画意欲を高めます。

【STEP5】自チームに生じている難題にリーダー自ら挑戦する姿勢がメンバーの心を動かす
・ケーススタディを用いて、マネジメントに求められるものの見方、考え方を押さえます。
→熱いハートと乾いた目を持つことの大切さに気づく

・マネジメントに必要な深い問題解決を学びます。
・暫定対策と恒久対策の違いを理解し、恒久対策をするのがマネジメントに求められる機能であることの理解を図り、自己の現状の課題を考察します。

・ロジックツリー(Whyツリー)、ネガティブループ(悪魔のサイクル)の技法を使って、チーム課題の解決を図ります。
・いつまでも片付かない問題(懸案事項)は問題→原因→原因・・・と分解していった結果、最初の問題が最後の原因の原因となっていることが多いです。よって、その構図を探るため、自身の題材を用い、ロジックツリーを作成する。ロジックツリーがループとなった段階で「ネガティブループ」(悪魔のサイクル)を作成します。
・ポジティブループを描く(計画技法によるスムーズな問題解決策)
悪魔のサイクルに対して「自分の努力で変えられる部分」を選定し、その1つを変えることでサイクルがどう変わるのかを見定め、職場実践への具体的なイメージを描きます。
・検討会議を実施し、その妥当性や論理の飛躍、整合性などについて検証会議を行い明らかにします。

【ワタシの想いを実行する】~職場実践に向けて~
・職場実践に向けて構想検討会議を踏まえて、計画を再構築します。
・職場実践に向けて決意表明を行います。
・サポートチームの活動の再確認を行います。

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