お客様インタビュー
当社の一員としての「スキル」と「想い」が一緒に育っていく有意義な場になっています
株式会社 第一興商 様プロフェッショナル人財育成プログラム 内定者~新入社員対象管理本部 総務部 人事課 田中様、高木様
内定時から社会人としての意識づけを目的とした「プロフェッショナル人財育成プログラム」について、第一興商様にお話を伺いました。
御社の事業内容についてお聞かせ下さい。
主な業務内容としましては、カラオケ機器(DAM)の販売・リースと、カラオケ飲食店舗事業(カラオケルームBIG ECHO、飲食店の展開)で、全体の約8割強を占めています。あとは音楽ソフト事業(子会社でレコード会社の日本クラウンと徳間ジャパンコミュニケーションズ2社を所有)、WEB配信事業(着メロ)、衛星放送事業(スカパー!への番組提供)なども行っております。
「プロフェッショナル人財育成プログラム」をご採用いただいた理由を教えてください。
当社は、2008年の方針として、長期計画的な人財育成への取り組みの強化を掲げています。
そしてその中で、一番ポイントをおいているのが研修であり、以前からODさんには階層別研修を継続してお願いしています。
「プロフェッショナル人財育成プログラム」は平成14年度入社の社員から取り入れました。内定者が4月1日の入社時に、ビジネスマナー、社会人としての姿勢、内定者同士のつながりなど、ある程度のスキルを身に付けた状態で入ってこられるようにするのが目的です。
この研修は約1年を通して、入社半年前、入社2ヶ月前、入社直後、そして入社後半年経った10月と、計4回行っていただいています。
「プロフェッショナル人財育成プログラム」についてのご感想をお聞かせ下さい。
ODさんには私どもの業務内容についても十分理解していただき、当社用にカスタマイズされた、一歩入り込んだプログラムを組んでいただいているのですが、その内容は非常にユニーク。常に何かを考えたり、生み出したりしなくてはいけないので、机上で居眠りをしている受講生は一人もいません。
まず驚いたのは、創作劇。内定者数人でグループを作らせ、今まで印象に残っている経験をもとに劇を作って披露させるというものです。最初は受講生も「なぜ劇を?」といった表情なのですが、そのうち人を感動させようという意識が働くようで、みな真剣に取り組んでいます。この劇を作ることで同期同士の団結力が培われ、いざ社会に出てからつらい状況にあってもお互い助け合うことができ、それが離職率の低下につながっているように思います。
特に実践的な入社直後の5日間研修はいかがでしょうか。
受講生チームが模擬の広告代理店となり、講師陣扮する第一興商の広報担当にパンフレットの売り込みを行うというプログラムです。営業時の接客態度、企画書の書き方など実践的で、例えば、アポ取りの仕方が悪いと「もうお宅の会社とは付き合いません」と言われ、〆切に間に合わないと「時間切れですので、もう結構です」と仕事を失います。だからみな必死。
私たち事務局側も講師として参加していますが、当然厳しく接します。厳しいからこそ、受講者の成長が見られますし、「社会人としてやってやるんだ!」という意志の変化も感じることができます。個々の意外な性格や特性が見えてくるのも我々にとってうれしいところです。まさに当社の一員としての「スキル」と「想い」が一緒に育っていく有意義な場になっていると思います。
研修後の様子について、受講者や配属先の現場からはどのような意見が聞かれますか。
人前でしゃべるのが苦手なタイプかなと思っていた人が「僕は事務職ですが、○○に頑張りたいです」と堂々と物怖じせずに宣言したり、逆にリーダーシップをとっていた人が、「本当の意味で力が発揮できてはいなかったんだと実感しました」と反省したり、みな何かしら自分自身のことで気づかされることが多いようです。
入社半年後の研修では現場の上司陣から「最近凄く悩んでるようだったけれど、研修を受けた後はスッキリして帰ってきましたよ」という意見も聞こえてきており、周りもその変化を感じているようです。
日本ODコンサルタンツへのリクエストがありましたらお教えください。
ODさんの講師の方はみなさん仕事がお好きなようで、もうそろそろ終わってもいいのになぁとこちらが思うくらい(笑)、非常に熱心にやってくださっています。あえてリクエストをするならば、講師のみなさんのスケジュールを抑えるのが大変なのがちょっと…(苦笑)。いい先生方なので、どの企業からも引っ張りだこだということなのでしょう。でも4月の研修は優先的にスケジュールを割いていただいているので、その点は非常に感謝しています。
私たち事務局側として、講師はいわば安心して生徒を預けられる担任の先生のような存在。受講者にも評判は良く、両者に壁はないように思います。きっと我々にはできない悩み事の相談なんかもしているのではないでしょうか。これからも社員の頼れる良き理解者としてフォローしていただけると嬉しいです。
お客様インタビュー