新入社員研修

愛されるビジネスパーソンになる

愛されるビジネスパーソンになる

新入社員の想い・決意

  • 「いつも相手視点で行動できる人でありたい」
  • 「礼儀礼節のあるビジネスマンでありたい」
  • 「敬語が完璧じゃなくても、自分から積極的に話しかけられるようになりたい」
  • 「なんのための仕事なのか、目的意識をもって働きたい」
  • 「自分から報連相をして安心して仕事を任せられる人になりたい」
  • 「笑顔でいること、素直であることを忘れずに、たくさんフィードバックしてもらえる人でありたい」
  • 「様々な年代や価値観の人とも臆せずに自分から話しかけられるようになりたい」

新入社員研修について

新入社員研修の位置づけ

学生からビジネス社会への仲間入りをする新入社員たちは、働くことを通じて社会に役立つ人財になることを目指します。そのためには、社会人・組織人としての意識や考え方、行動、生活様式などの大きな転換が必要となります。その転換を、スピード感をもって行う場・現場でのOJTで成長を加速させる場として、新入社員研修があります。社会人、そして組織の一員となるために、学生との基準の違いは何か、具体的にどんな行動が求められているのかということを、この4月の段階でしっかりと体感的に身につけておく必要があるのです。

研修設計のポイント

「自ら学びとる姿勢を整える」ことを重視

入社後すぐに、ビジネス社会の基準の高さ・厳しさを知り、至らない部分を理解することはとても大切です。しかし、だからといって上から一方的に教え込むようなスタイルではなく、 自分たちで「まず考えてみる」 「まずやってみる」ことを重視し、社会人として「自ら学びとる姿勢を整える」必要があります。 一つひとつのテーマについて、「なぜこれが大事なのか」「なぜできるようになる必要があるのか」という本質を問いかけながら、経験学習(経験→省察→概念化→実践)のサイクルを回し、「わかる」から「できる」へと引き上げていきます。総仕上げとして、ビジネスシミュレーションなどで、一人ひとりの行動・仕事がつながってはじめてチームとして成果を上げられること、その難しさや達成感を体感し多くの気づきを得て、自律的・主体的な行動ができる人財への成長を促します。

多くの新人が直面する悩みをフォロー

扱う内容としては、会社理解、ビジネスマナー、仕事への取り組み姿勢や進め方の基本(指示の受け方・報連相・PDCA・4つの意識<目的意識・顧客意識・時間意識・コスト意識>)など、組織で働くために最低限必要な知識・意識・行動は網羅しておくことが大切です。こういった基本事項のほかに、入社数ヶ月後以降で新入社員から聞かれる悩みを早い段階でフォローしておくことも重要です。多い悩みとしては、「上司やOJT担当者との人間関係がうまく築けない」「職場の雰囲気に馴染めない」「やりたかった仕事のイメージとちがう」などがあります。こういった悩み・不安・不満が募ると、退職理由にも繋がっていきます。このような、新人が陥りがちな悩みをふまえて内容を設計しておくことも欠かせません。

実際の仕事・OJTとの連動

職場で活用できない研修では意味がありませんので、仕事を具体的にイメージできるよう、たとえば「実際にありがちな自社の事例を題材とする」「職場でよく使われている言葉・表現を使う」など、研修と実際の仕事・職場とを繋ぐ工夫が重要です。育成効果を最大限に高め、新入社員が最短で一人立ちするための土台づくりとして、研修で学んだ内容やそのアウトプットを現場のOJT担当者などと共有する、配属先の先輩たちの経験談や心強いエールを紹介しておくなど、研修とOJTとを連動させることもポイントです。

十把一絡げでなく、一人ひとりと真剣にかかわる

新人を迎える側の人事担当者や研修講師が、一人ひとりの成長を心から願って接しているかどうかは、新人側にも伝わります。成長を最大限促すため、彼らを十把一絡げにせず、一人ひとりと真剣に向き合い、時には厳しく、あたたかい愛をもってかかわることが大切です。たとえ短い期間であっても確かに見られる一人ひとりの変化・成長を出来るかぎり見逃さずにフィードバックされることで、新人は、新たなチャレンジへの楽しさ、自分にもやれそう、といった期待や自信を高めて職場に出ていくことができます。
仕事とは、「誰かの期待にこたえて役に立つことで成果を上げていくもの」だとすれば、まずは目の前の人に真摯に向き合い、感謝の気持ち・心くばり・敬意を忘れず、それを表せることこそが、最も大事なことではないでしょうか。そのような人が、可愛がられる人・愛される人であり、信頼を積み重ねて多くの仕事を任されるようになっていく。私たち受け入れ側にも、そのような姿勢と言動を体現し続けていくことが求められています。

いつか新入社員たちが失敗も成功も積み重ねてふり返ったとき、「あの研修・あの講師は忘れられない‥」「仕事への基盤づくりがあの場にあった‥」と思い起こせる、記憶に留まる新入社員研修とすることを目指しています。

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