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上村 珠理
うえむら じゅり楽しみながら学ぶことで自立的な行動をとるきっかけを生み出し、「明日からすぐに実践できるもの」を提供できるよう心がけています。
インタビュー
どのようなきっかけで講師になろうと思ったのですか?
前職では店舗開発やショップオペレーション、新入社員・従業員の接客トレーニングを行っていました。講師になろうと考えたのはそのような経験を経て、色々な方がたに「何をどのように伝えたら効果的か」を追求し、良いところを発見し、伸ばして差しあげることのやりがいを感じたからです。そしてなによりそのことを通じ、自分自身も受講生と共に成長できることをやりがいと感じています。
講師をしていて良かった、楽しいと感じるときはどのようなときですか?
毎回講師をさせていただけることにやりがいと楽しさを感じています。特に受講者の方に「珠理さん!」と親しみを込めて名前を呼んでもらえたときや、研修後に笑顔で「元気がでました!」と言っていただいたときはとても嬉しさを感じます。
研修では、受講者の方とともに”楽しみながら学ぶ”ということを大事にしています。
なぜならば”学ぶこと”に楽しさや面白さを感じることで、学んだことを実践していただけるようになるからです。それが仕事のやりがいを生み、自立的な行動をとれるきっかけになると思います。だからこそ、私は研修を通して受講者の皆さんと少しでも近く関わっていきたいと思っています。
研修を行うとき、また参加者との関わりについて、心がけていることはどのようなことですか?
机上の空論ではなく、”明日からすぐに実践できるもの”を提供することを心がけています。
例えば演習では職場に落とし込んだトレーニングや、なるべくたくさんの事例研究を行い、受講者の方に自ら考え行動してもらうことで、研修での気づきや学びをひとつでも多く持ち帰ってもらいたいと思っています。
この変化の時代において必要とされる社員教育とは、どのようなものだと考えますか?
「基盤を造る・BACK TO THE BASIC」
必要とされるのは、「人を思いやる気持ちを持つこと、そしてそれを頭で理解するだけでなく行動に移すこと」という基本的なことだと思います。研修とは、そんな行動を起こせる社員になるための小さいけれど大切なきっかけだと考えています。
プロフィール
大学卒業後、全日本空輸(株)にて客室乗務員として勤務。 その後、大手デパート・複合施設へ出店時の出店開発、オペレーション・社員教育や、出店開発ノウハウなどの企業向けコンサルティング担当等を経て個人事業主として独立し、カフェの業態提案、出店、開店に伴う作業のサポート、人材育成を中心に活動をスタート。 お客様サービスに関わる業務全般のコンサルティング(社員教育、開業前研修、社内ビジネススクール接客サービス講座、研修担当者養成に関する研修講師など)で活躍中。2009年より日本ODコンサルタンツに教育トレーナーとして参加。
専門分野
◆ロールプレイング&OJTトレーニング・店舗開業研修・飲食店接遇研修
◆新入社員ビジネスマナー
◆ビジネスマナー講師育成
◆研修担当者研修
◆中堅社員研修
◆営業マンスキルアップ・コミュニケーション・リーダーシップ
◆人間力開発 など