講師紹介

石井 実夏

いしい みか

職場の人間関係の問題、メンタルヘルスの問題などは組織のパフォーマンスに大きく影響します。臨床心理学の専門家として、人間の心理的な側面にアプローチし、個人ワークやグループワークを活用しながら自己理解、相互理解を深めます。さらにそれらを通して、知識習得にとどまらず実際の行動に結びつくよう働きかけます。

インタビュー

どのようなきっかけで講師になろうと思ったのですか?

「講師になろう」という動機づけが初めにあったわけではなく、前職時代社長に講師としての仕事をアサインされたのがきっかけです。でも、学生時代から家庭教師や塾の講師などをしていたので、人が「わかった」と思った時の変化に強く心を動かされてきたので、学びの場を作ることに対する興味や関心は強かったと思います。

講師をしていて良かった、楽しいと感じるときはどのようなときですか?

受講者の皆さんから「研修に参加してよかった」「もっと早く受講したかった」などのお声を頂いた時です。それと、研修の場の中で強く頷いたり、真剣なまなざしで話を聞いてくださっていたり、グループワークが盛り上がっている様子を拝見した時です。

研修を行うとき、また参加者との関わりについて、心がけていることはどのようなことですか?

「教える」⇒「教えられる」という一方通行にならないことです。常に、私自身も皆さんと一緒に考える、という姿勢で臨んでいます。それと、研修に参加する期待値や同期の高低は人それぞれです。それでも、受講者を一人でも取りこぼさないように、ということを常々心がけています。

この変化の時代において必要とされる社員教育とは、どのようなものだと考えますか?

受身的なスタンスではなく、自分で考え、自己管理ができる人材を育成することが重要ではないかと思います。
また、世代間、時代の流れによって大きく考え方や価値判断の基準が変わり、社員間の溝が深くなっていると感じておられる方も少なくないと思います。断絶が生じ協働が難しくなることを避けるためにも、お互いが相互理解を深められるような学びの場の構築が必要ではないでしょうか。

プロフィール

1997年、早稲田大学人間科学部卒業。卒業後株式会社西日本教育社に入社、以来4年間小学生から高校生に対する教科指導、および教育・受験指導にあたる。1998年、九州大学大学院人間環境学研究科修士課程に進学、同大学大学院後期博士課程単位取得中退。その後、九州大学大学院付属心理教育相談室相談員、個人クリニック及び総合病院心療内科の臨床心理士、スクールカウンセラーとして臨床現場での活動を行う一方、福岡県立看護専門学校にて、臨床心理学の非常勤講師として教鞭をとる。また、NPO法人福岡犯罪被害者支援センターの相談員としても活動。臨床心理士。
2002年4月より、株式会社保健同人社勤務。法人契約団体の所属員およびその家族を対象に、電話・面接によるカウンセリングを行う一方、メンタルヘルス、ハラスメント、メンタルマネジメントなど各種研修の講師として活動。また、メンタルヘルス疾患による休職者の復職支援等に従事。2004年より、心の相談室室長、2006年より、EAP事業部研修・カウンセリングセンターセンター長。
2010年3月に独立、麻生臨床心理士事務所(現ヒトココロラボ合同会社)を開設。現在は、企業向けのサービスを提供する傍らで個人向けのカウンセリングルームを開設し、臨床活動も行う。
【資格】人間環境学科心理臨床学修士号 日本臨床心理学会認定 臨床心理士 

専門分野

◆臨床心理学 
◆ハラスメント
◆メンタルヘルス(セルフケア、ラインケア)
◆中途入社者・新入社員向けオンボーディング

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