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切通 英樹
きりとおし ひでき参加者にとっていかに価値ある・意味ある時間=楽しい時間にできるかを徹底的に追及します。
インタビュー
どのようなきっかけで講師になろうと思ったのですか?
前職のコンサルティング会社にて大手企業様から中小企業様まで様々なテーマの人財育成研修を実施し、人の成長を目の当たりにしてやりがいを感じたのがきっかけです。
元々コンサルティング会社の前は事業会社に勤めていて、外部の研修が月1くらいでありましたが、正直あまり学びがなく、心を無にして受講していました。自分自身が元々斜に構えて研修を受けていたからこそ、自分が研修講師をするうえで、いかに意味のある時間にできるか、価値を提供できるか、を考え抜きました。結果、目の前の参加者の方々の態度変容・行動変容に繋がり、価値をしっかりと提供できる実感を得られ、講師業の楽しさを知りました。
講師をしていて良かった、楽しいと感じるときはどのようなときですか?
研修参加前の表情と研修後の表情の「ビフォーアフター」を感じられたときに楽しさを感じます。研修前は緊張されていたり、正直参加したくないな・目の前の業務で忙しいのに、と色々な感情をもって参加されている方がいらっしゃいます。そうした方々が研修終了時に、イキイキと楽しそうに一日の振り返りと明日からのアクションをお話する姿を見られると大変やりがいを感じます。
実際にビフォーアフターがあった方ほど、研修後の実践にて成果・成長に結びつけられている姿を多く見てきました。
研修を行うとき、また参加者との関わりについて、心がけていることはどのようなことですか?
参加者のニーズにマッチしたコンテンツ・事例を提供することを常に心がけています。同じテーマの研修でも参加者の業態や企業規模・エリア、役職や年齢によって価値の伝わり方は大きく異なります。
いかにその場の価値を最大化するか、そのために必要なコンテンツ・事例・伝え方を適切に対応することが重要だと思っております。よくある汎用的な研修ではなく、参加者の方々が「あるある」と頷き多くいただける、そのような研修を常に意識しています。
この変化の時代において必要とされる社員教育とは、どのようなものだと考えますか?
「こうすればいい」ではなく、「こう考えればいい」といった、答えを覚えるのではなく、答えの導き方を考えられる力を身につけることが重要だと考えます。そうした意味で、様々なテーマの研修がありますが、根底には論理的思考力が求められると思います。
プロフィール
2008年に株式会社資生堂入社。西日本デパート営業本部にて、関西・九州百貨店を担当した。2012年にはプレステージブランド事業本部にて、グローバルブランド「SHISEIDO」の国内マーケティングも担当。2016年に株式会社リブ・コンサルティングに入社し、大手、中堅中小、ベンチャー企業に対して、中期経営計画、新規事業開発、マーケティング、セールス、人財育成などのテーマで研修を担当。2023年より、日本ODコンサルタンツに教育トレーナーとして参加。
専門分野
◆幹部研修
◆次世代リーダー研修
◆セールス研修
◆マーケティング研修
◆事業開発研修
◆ミッション・ビジョン・バリュー策定研修
◆店長マネジメント研修
◆パート・アルバイト向け研修
◆応対・CS研修
◆新入社員研修
著書
- ・モビリティ×エネルギー領域の融合 EVX EVトランスフォーメーション—EVシフトにより生まれる新たな事業へのアプローチ(プレジデント社)(共著)