事例・トピックス~育成の森~

管理職研修・組織開発2013/04/01

【研修だより】職場実践によって”自ら考え・人を動かし・課題を遂行する”力を手に入れる

管理職向け 昇格者研修6カ月後のフォローアップ研修

研修設計にあたって

 この研修を導入いただいている企業様は、4月に管理職昇格者を対象に研修を行い、そこで描いたビジョン実現に向けた施策を、各メンバーが職場に戻って実践行動します。その成果を振り返って、自身の成長と課題を確認するとともに、職場で更なる影響力を発揮するためのスキルトレーニングを、6か月後のフォローアップ研修にて行っています。今回の一連のプログラムでは、各自が描いたビジョン実現に向けた施策の「職場実践行動」に焦点を当てています。
 研修を通じて獲得した「意識」と「スキル」は、メンバーが職場に戻り、実際に行動を起こして実践することで定着します。各自が行動を起こし、職場に貢献してはじめて、研修の効果が発揮されたと言えます。
 難しいことが予想される職場実践を確実な行動に繋げるために、研修でのグループ活動を共有したメンバー同士で「サポートチーム」を結成し、課題や取り組みテーマを共有し助け合い、全員が職場で研修成果を出すために相互支援を行います。メンバーは、成し得た職場実践行動を振り返るとともに新たなスキルも手に入れ、職場で実践行動を継続します。

研修のねらい

自分自身の立場と期待役割を認識し、今後高度化する期待役割へ対応するために自己啓発計画を立案・実践する。
「組織としてのミッション(使命)の実現者として、組織的なものの見方を身につけ、職場ビジョンを立案する」
「職場実践活動を実施し、そのプロセスを経て、考える力、人を動かす力、課題を遂行する力を強化し、身につける」
「部下・後輩の指導育成を念頭におき、職場実践活動の実施を通して人を育て、組織力を向上する取り組みを行う」

<フォローアップ研修では・・・>
1.職場実践度合いを確認する
2.職場で更なる影響力を発揮するためのスキルトレーニングを行う

参加者の声 -VOICE-

行動計画の実践に向けて、職場のメンバーに「自分のやりたいこと」「その必要性」を伝えたことで、周囲の協力を獲得し、巻き込むことができた。周囲が必要性を認識することが上手く進行するポイントであると教訓を得た。

部署の垣根を越えて、他部署への協力要請、働きかけを積極的に行うことで、部署をまたいだ一体感が生まれた。この職場実践活動を経たおかげで、自分のためではなく、「部署のため」「組織のため」という貢献の気持ちが芽生えた。

結成したチームで連絡を取り合い、職場での実践行動で成果を上げたこと、実行が難しかったことを情報共有しながらフォローしあうことで、苦しい職場実践に継続して取り組み、乗り越えることができた。

課題に向けた行動がうまくいった理由として、周囲のメンバーとともに一つのビジョンを共有できたことが挙げられる。ビジョンを共有するためには、まずはビジョンそのものを明確(具体的)にしなければならず、そしてそれを共有するための議論の場と時間をきちんと取ることが不可欠であるとの教訓が得られた。

プログラムの流れ

【STEP1】職場実践行動の振り返り
・導入研修の際に掲げた行動計画表に基いて、1年間の職場実践状況・成果について、サポートチームごとに確認し全体共有します。
・自分たちが職場実践で行った発表の中から問題点を抽出し、組織提言としてまとめます。問題解決の視点で取り上げるべき現象を各人の中から定め、その解決を策してみます。代表的な未達成要因を抽出し、解決策実行までのストーリーを描いて発表します。

【STEP2】職場で更なる影響力を発揮するために
・職場実践活動期間を通じて、受講者が身につけたいと考えたスキルを、これからの職場実践に向けた新たな武器として習得します。
・どのスキルをプラスαするかは、事前アンケート等で決定します。
例)ファシリテ―ション、インターアクション、上司への意見具申など

【STEP3】今後に向けて
・継続実践に向けて、新たな目標を計画します。

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